話数単位で選ぶ、2010年TVアニメ10選&2020年TVアニメ10選

話数単位で選ぶ、TVアニメ10選。
毎年放映されたTVアニメの中から話数単位で面白かった回を選ぼうという有志ブロガー企画。
新米小僧の見習日記さんが集計されている、年末の恒例企画です。
「話数単位で選ぶ、2019年TVアニメ10選」参加サイト一覧: 新米小僧の見習日記
なお10年目という節目に当たる、2019年の集計を最後に本企画の集計者、新米小僧さんが企画を離れる事となりました。
長年の集計作業お疲れ様でした。


ちなみに本ブログは9回参加しています。なお過去の10選は以下のリンクから。


話数単位で選ぶ2011年TVアニメ10選 - In Jazz(はてなダイアリー版跡地&元『My Favorite Things』)
話数単位で選ぶ2012年TVアニメ10選+α - In Jazz(はてなダイアリー版跡地&元『My Favorite Things』)
話数単位で選ぶ2013年TVアニメ10選+α - In Jazz(はてなダイアリー版跡地&元『My Favorite Things』)
話数単位で選ぶ、2014年TVアニメ10選+α - In Jazz(はてなダイアリー版跡地&元『My Favorite Things』)
話数単位で選ぶ、2015年TVアニメ10選 - In Jazz(はてなダイアリー版跡地&元『My Favorite Things』)
話数単位で選ぶ、2016年TVアニメ10選 - In Jazz(はてなダイアリー版跡地&元『My Favorite Things』)
話数単位で選ぶ、2017年TVアニメ10選 - In Jazz(はてなダイアリー版跡地&元『My Favorite Things』)
話数単位で選ぶ、2018年TVアニメ10選 - In Jazz -What's Going On-
話数単位で選ぶ、2019年TVアニメ10選 - In Jazz -What's Going On-


とまあ、ほぼ皆勤賞みたいな感じですが、初回の2010年だけ企画に参加していません。このままでも別段構わないのですが、画竜点睛を欠くといいますか、企画が10年続いたのもありますし、当ブログとしても抜けている分の穴埋めをしておきたいなと思い、今回は2010年の話数10選を改めて考えてみようと思います。そして合わせて今年2020年の話数10選も選出しています。ぶっちゃけ今年の頭にやろうと思って塩漬けになっていた記事の抱き合わせ、もとい10年近く続けて何がしかの変化はあったのかという振り返りみたいなものをしてみようかと。


ちょうど10年前。あの当時見ていた作品ということを振り返りながら、記憶に残っている印象的な回を思い出しながら、選出してみました。多分、当時見た感覚とは違うでしょうけど、10年経った後も印象として残っているのはその作品の強度でもあるのかなと。どちらにせよ、当時参加できなかった(企画自体を認知してなかった)心残りを埋める作業だと思って、笑って見ていただければ幸いです。


大まかなルールは以下の通り。

ルール
・2010年1月1日〜12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
・1作品につき上限1話。
・順位は付けない。


これもまた「記録を残す」という点で、改めて企画の番外として記しておきます。
ちなみにスタッフ名等々は敬称略です。
なお今年は昨今の社会状況を鑑みて、各作のコメントは付けず総評コメントのみとさせていただきます。
では、以下より2010年の話数10選です。


《話数単位で選ぶ、2010年TVアニメ10選》
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・生徒役員共 #4「A だから見えないところで着崩している/B おめでたー/C だから私はここまででいい」
(脚本:小山知子/絵コンテ:安川勝、金澤洪充/演出:金澤洪充/作画監督大河原晴男総作画監督古田誠

アマガミSS 第3話「森島 はるか 第三章 ヤキモチ」
(脚本:木村暢/絵コンテ:畑博之/演出:奥野耕太/作画監督:羽野広範、宮崎修治/総作画監督:杉本功)

ひだまりスケッチ×☆☆☆ 第4話「4月15日 日当たり良好」
(脚本:与口奈津江/絵コンテ・演出:近藤一英/作画監督:原田峰文、鈴木裕輔/総作画監督:伊藤良明)

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第5話「俺の妹の親友がこんなに××なわけがない」
(脚本:倉田英之/絵コンテ:川口敬一郎/演出:町谷俊輔/作画監督:島田さとし、岡崎洋美、佐古宗一郎/総作画監督川上哲也

・Angel_Beats! EPISODE.05「Favorite Flavor」
(脚本:麻枝准/絵コンテ:浅井義之/演出:平井義道/作画監督:川面恒介、朱炫裕、許箕棟/総作画監督平田雄三

世紀末オカルト学院 Episode 04「文明の崩壊 The collapse of BUNMEI」
(脚本:大野木寛/絵コンテ:藤森カズマ/演出:中村賢太朗/作画監督:世良悠子/総作画監督千葉崇洋

閃光のナイトレイド 第3話「ビッグフォーに影は落ちる」
(脚本:大西信介、阿谷映一/絵コンテ:高橋順/演出:羽生尚靖/作画監督:柳隆太)

パンティ&ストッキングwithガーターベルト 第6回 第11話「悪魔のような女たち」
(シナリオ:大塚雅彦/絵コンテ:今石洋之/演出:大塚雅彦作画監督錦織敦史

四畳半神話大系 第3話「サイクリング同好会「ソレイユ」」
(脚本:上田誠湯浅政明/絵コンテ・演出:牧原亮太郎/作画監督浅野直之総作画監督: 伊東伸高)

STAR DRIVER 輝きのタクト第8話「いつだって流星のように」
(脚本:榎戸洋司/絵コンテ・演出:岩崎太郎作画監督:やぐちひろこ/メカ作画監督大塚健総作画監督伊藤嘉之


《総評》
以上、2010年の話数10選でした。

今から見ると有名作ばっかりのラインナップですね。そして作画監督総作画監督の人数も少ないという(笑)というよりまだ全体的に各セクション、話数担当者がはっきりしていて、細かく分担されていない所に当時らしい印象を持ちます。あとチョイスした話数のせいもありますが軒並み、制作会社の方もボンズマッドハウスにシャフトなどなど、業界的には比較的規模の大きな会社なのも目に付くところでしょうか。こちらも今は細分化しすぎていて、聞き慣れない制作会社が乱立しているような状況ではあるのかなと。

その点では話題作ばかりという印象も。特に「アニメノチカラ」枠のA-1 Picutres制作2作品(ナイトレイド・オカルト学院)なんかも当時は結構目立つ作品だったのではないでしょうか。今となっては話題にする人も多くなさそうというか、今にして思うとどっちも手堅く地味な作品なんですよね。どちらも全体から見れば惜しい作品ではあるのですが、各話単位ではそれなりに楽しんでいた印象ですね。どちらも選出話数は印象に残っているものをチョイスしています。あとこの時期だとまだまだシャフトとガイナックスの勢いがあった頃ですね。後者のパンストは、ほとんど最後の花火と言っていい作品でもあり、後にTRIGGERを設立するメンバーが制作していると考えれば、十年一昔という言葉を実感せざるを得ないというか。2010年だとまどマギはまだ放映前なので記憶ははっきり残っていても「遠い過去」であることに身をつまされる思いです。そうそう、当時はまだプリキュアシリーズにも本格的には触れていないですね。初代から存在は知りつつも、ちゃんと作品を見始めるのはこの二年後に始まるスマプリからだったりします。よく考えれば10年代はプリキュアシリーズに触れてきた10年でもあるわけだなあとも。

2010年時点だとまだ、ノベルゲームやラノベの勢いもまだあった時期なのでアマガミや俺妹を選出してますが、俺妹については後追いだったはず。見返して思ったんですけど、地味に演出が上手いので何気なく見られてしまうなあと思った次第。思えば、原作内容を丁寧にアニメ化するという、いわゆる「原作準拠」の流れを汲むアニメ化だったかと思いますが、アマガミも俺妹もアプローチは違っていたけれど、丁寧な作りをしていた印象があります。あとこの時点では「生徒会役員共」のアニメが今なお続くロングコンテンツとなるとは微塵も思ってなかったですね。何気なく4コマ漫画(下ネタ全開だけど)という特性からサザエさん的な心地いいマンネリズムを得た、平成の作品としては珍しい作品になったなと思います。

そういえばこの年からTwitterを始めたので、アニメの感想をTLに流し始めた頃ですね。AB!やスタドラはもちろん、他の選出作も感想をしていた作品ばかりですがこの頃が一番熱心に感想してた気がします。けどこの年一番印象に残っているのは四畳半神話大系でしょうかね。スタドラも榎戸洋司ファンとして好きですけど、年跨ぎ作品で11年の話数10選でも選出しちゃってますしね。ノイタミナ枠でしかも湯浅政明監督が物凄くキャッチーな物語を見事にアニメ化したという点では、その後の10年間の活躍を象徴するような作品だったのではないかと思います。
思い返してみると、近くて遠いというのがぴったりとくる感じでしょうか。まあ、10年前なのだから当然と言えば当然なのですが、当時らしい色合いが出たチョイスになってるように思います。


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さて、10年前を懐かしんだ後は今年2020年の話数10選。
新米小僧さんが勇退したTVアニメ話数10選の集計がどうなるかと思っておりましたが、今年2020年からは以下のサイトにて集計が引き継がれることになりました。



・集計告知の記事
aninado.com

・参加サイト一覧
aninado.com


というわけで、今年も以下のルールで集計されます。

ルール
・2020年1月1日〜12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
・1作品につき上限1話。
・順位は付けない。


こちらもまた「記録を残す」という点で記しておきます。
同様にスタッフ名等々は敬称略です。
今年は色々あったので完走してる作品も少ないですが、そういう点でも「履歴」として残しておこうかと。
上の10年前の10選と比べてみるのも面白いと思います。



《話数単位で選ぶ、2020年TVアニメ10選》


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ARGONAVIS from BanG Dream! 12話「ゴールライン」(6/27)
(脚本:毛利亘宏/絵コンテ:錦織博/演出(CGディレクター):西野弘泰/作画監督:茶之原拓也、八森優香、大峰誠也)

BanG Dream! 3rd Season #3「帰らん!」(2/7)
(脚本:小川ひとみ/絵コンテ:増田敏彦/演出(CGディレクター):森田紘吏/作画監督:八森優香、阪本麻衣、金城優)

22/7 #3 「こんにちは、新しい世界」(1/25)
(脚本:永井千晶/絵コンテ:森本育郎/演出:大矢雄嗣/作画監督:牧野和俊、横松雄馬、たかはし隆子、田川裕子、香田知樹、樋口香里/総作画監督:髙田晃)

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 第3話「大好きを叫ぶ」(10/17)
(脚本:田中仁/絵コンテ:長友孝和/演出:羽生尚靖/作画監督:神谷美也子、ハンミンギ、吉山隆士/ダンスパート絵コンテ・演出:京極尚彦作画監督:吉山隆士/総作画監督:横田拓己、冨岡寛、吉岡毅)

D4DJ First Mix #6 Fall Camp(12/4)
(脚本:雑破業/絵コンテ:鈴木大介/ダンスパート絵コンテ:林翔子/演出(CGディレクター):石川真平/作画監督:依田祐輔、茶之原拓也前田亜紀、浅尾遥)

つぐもも 三本目「お騒がせしろう君」(4/19)
(脚本:加藤還一/絵コンテ・演出:岩永大慈作画監督:横田和彦、柳瀬譲二、森悦史/総作画監督:中原清隆、桜井正明)

地縛少年花子くん 第二の怪「ようせいさん」(1/17)
(脚本:中西やすひろ/絵コンテ:安藤正臣/演出:夕澄慶英!/作画監督:張鵬王、慶明、藤田亜耶乃、Park Ji-seung、Zhu Rong huang、木下由美子、二宮奈那子/総作画監督:伊藤麻由加)

pet 第13話「虹」(3/30)
(脚本:村井さだゆき/絵コンテ:寺東克己、大森貴弘/演出:友田政晴、鈴木薫平、向智子、大橋誉志光、酒井原美樹、小竹歩、大森貴弘作画監督:輪和、山田正樹、大島貞生、丸英男、八木元喜、加藤明日美、青野厚司、田寄雅郁、工藤糸織、大西秀明、徳田賢朗、平野絵美、梅津茜、岩田幸大、日向正樹、永田詩央里、杉田葉子、藤優子/総作画監督:山田正樹)

ヒーリングっど♥プリキュア 第15話「初めてのケンカ…すれ違うのどかとラビリン」(7/12)
(脚本:田中仁/絵コンテ・演出:飛田剛/作画監督:上野ケン)

PUPARIA(11/20公開)
(原作、絵コンテ・演出、作画:玉川真吾)


PUPARIA


《総評》
以上が2020年の話数10選となります。

10年前に比べると人海戦術を繰り広げている作品が多いこと(苦笑) 色々と現状を物語っているようにも見えますがそれはさておき。今年はコロナ禍ということで、春クール作品と長期クール作品が打撃を受けた感のある一年だったかと。まあ、こればっかりはわりと天災に近い所もあり、仕方ない所ですが秋クールで本数が戻ってきたのは良かったのではないでしょうか。

まずブシロードの犬になったわけではないことを明言しておきたい。いや、選出作品の約半分がブシロード関連作なのは否定しませんがそうじゃない。結果的にそうなってしまったってだけです、真面目に。なんというか10年前に比べると、スマートフォンソーシャルゲームと関連付けた作品が増えて、用意されている間口の広さによって作品に入り込むという経路が目立ってる印象がありますね。その辺は時代の変化とも言っていい。ただバンドリ!にしろD4DJにしろ、キャラコンテンツの趣が強いので話が面白いかというよりはキャラのやりとりを楽しむ作りになっているので、物語に没入するというとはちょっと趣が違うような印象もあります。物語を楽しむのではなく、キャラを楽しむという点では昨今流行しているVtuberなどの方向性に近い気がするかなと。バンドリ!の男性版「ARGONAVIS from BanG Dream!」については、キャラクターを物語に乗せた上で、きちんとドラマティックな展開を仕立て上げたという点で評価したいですね。バンドリ!本家とD4DJについては、話の方向性は違えど、キャラクター描写が印象的だったのを選出してます。

またアニメ×アイドルコンテンツという図式も今に始まったわけではないですが、やっぱり土壌としては成熟しつつあるというか。世間の評判はさしていいものではなかったように思いますが、やっぱり22/7なんかは秋元康が何度目かの挑戦でド直球にアイドルもの繰り出してきたのも象徴的でもあり。けど実際問題、22/7は昔ながらのアイドルストーリーを現代的に描写している分の地に足についた感じはあって、選出話数もきっちり盛り上がりのある作りになっている印象だったかと。虹ヶ咲については今年になって外伝的作品とはいえ、自分がラブライブを見ることになるとは思ってもなかったわけですけど、その点は本家スタッフ陣とは別に新規スタッフ陣で立ち上げたのが大きかったのかなとも。作品全体では個人的にそこまで強く心惹かれなかったのは残念ですけど、序盤の畳みかけ方は良かったなあと思います。

虹ヶ咲とは脚本家繋がりで選出となった今年のプリキュアについても、大分苦境を強いられた感じではありますが、大枠の地球環境というテーマの一方で「心」にフォーカスした物語はナイーブながら現代的な話運びで作品的にも攻めた作りという印象ですね。個人的にはこの脚本家さん、単発の各話脚本だと良い仕事するのにシリーズ構成や尺が長くなると急に凸凹する、という印象に落ち着いてしまっている(とはいえ、物語の滑り出しは凄く巧い)のはいいのだろうか。世間的には評価を受けているみたいだから、詮無いことだろうなとは思います。

オリジナル作品という観点から見れば、まずメディアミックス、ソシャゲ企画がありきで先行している分、完全オリジナル作品というものがかなりのレアケースになっているので「オリジナル」という言葉の持つ意味合いが以前とは大分様相を変えているなという印象があって、今後一層、商売っ気の薄い(言い換えれば物語性の強いものや突出した作画の)オリジナル作品においては厳しい状況が広がっていくように思えます。反面、漫画などの原作コンテンツを利用したアニメ作品が増えているのも、商売っ気を確保しつつアニメーションスタッフの能力を生かせる場として担保されているのかなという気がします。実際問題、選出したつぐももの第二期シリーズや花子くんなどの作品は原作の良さを引き出しつつ、アニメーションに起こすことでどのような表現を生かせるのかの判断がとてもスマートに行われているのではないでしょうか。特に花子くんはアニメに原作イメージを上手く落とし込むことに成功している映像で見応えがあるものになっていたと思います。

また、YouTubeなどの動画コンテンツを利用して、自主制作アニメを発表する個人製作のアニメーターが近年になって増えてきているのもの興味深い現象ですね。商業ベースとは別にアートスタイルとしてアニメーション表現を自由に発表できる場として動画サイトが利用されるというのもまた時代の変化なのでしょうね。TVアニメではないの反則な選出ではありますが、玉川真吾氏制作のPUPARIAはご本人も仰っているように、どこで止めても絵として成立するようなまさしく「絵が動く」というアニメーション本来の魅力を引き出した一本として記憶しておきたい所。

そして今年の一番に挙げておきたいのはpetですね。今回の10選上げるために、止めていた視聴を再開したわけですが、ものの見事にヤラレました。もちろん三宅乱丈先生の原作の良さがあるにせよ、かなり映像化の難しい作品に挑戦して、一本のTVシリーズとして全うできたのは評価したい所ですね。作画的には厳しい所が多々あった作品ではありました(※ソフト収録版では修正されていたりするんでしょうが)がそれを補うようにキャストの演技や台詞の応酬や演出に際立つ所があって、最終話は落涙せずにはいられない程には自分の中で刺さっていましたね……。ちゃんと原作を買いたいなと思わせる力のあったアニメ化だったのではないでしょうか。個人的には「愛で繋がっているけど、愛で結ばれていない人々の物語」という向きの作品だったので、ピンドラや天気の子などの面影を見るわけですが、原作は2003年の作品(アニメはその後、加筆修正を加えたコンプリートエディションが原作)なので、ようやくこういう物語なのかと理解できたのも大きかった。なかなかヘヴィでしんどい物語ですが、強烈に引き付けられる強い磁場を持った作品で、今送り出される価値と意義が感じられるアニメでしたね。興味のある方は是非に。


《終わりに》

いかがだったでしょうか。今年は時間的な余裕の無さもあり、各作コメントはせずに総評のみに絞りましたが、できれば来年は各作コメントできるような時間と本数を見ることが出来るようにしたいですね。毎年恒例の今年の総括については、コミックベストの記事で書けたらと思います。こちらは来年初めの更新になってしまうかもしれませんが、ご了承ください。まあ、あの怪文書めいたよくわからない文を楽しみにしている人はそう多くないでしょうけども、お待ちいただければ幸いです。

今年は新型コロナウィルスの影響で1年が過ぎたという感じがどうしても希薄ですが、こうしてTVアニメ10選記事を書く、あるいは読むことで年の瀬を感じられればいいなと思いながら、2020年の最後を迎えたいと思います。ひとまずの締めの挨拶としまして、筆者と関わってくれた皆様方に置きましては今年もお世話になりました。来年もまた良い年が迎えられるように、生き長らえたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
ではまた。