※この回、キャラ名を盛大に間違えて呟いてましたので、ここだけつぶやきを再掲せず、該当箇所をコピペ修正しています。それ以外はつぶやきを使用してます。
ヒーリングっど♥プリキュア4話。
キュアスパークル爆誕回。
ちゆとペギタンは「互助」だったけど、ひなたとニャトランは「補完」よね。考えるより先に体が動いてしてしまって、わりと行動が支離滅裂になりがちなひたなに対して、意外と頭の回転が早く計算高い行動をするニャトランという組み合わせ。
お互いノリが良い反面、細やかな所で迂闊だったり、後先考えない所が似通っているので、「二人でひとつ」感がとても強いなあ、と。けどちゆとペギタンのコンビとは反対に、ニャトランがひなたを導く格好になっているのが、対比構造として明確に表れている印象。やはり比重として妖精がメインっぽい。
そういうことを考えると、3対3の対比でのどかたちとヒーリングアニマルたちの関係って、評判を聞く限り、香村さんのお仕事として知られる「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」の相関図を思い浮かべたりする。まあ、自分は見てないからなんとも言えないんだけども。
— テリー・ライス (@terry_rice88) 2020年2月23日
けど、のどかたちとヒーリングアニマルたちの関係性の組み立てとして、それぞれの組み合わせがお互いの「鏡像」として機能してるのがこの作品の肝だと言える。「人の振り見て我が振り直せ」というのとパートナー同士の関係性の掘り下げが物語のテーマとして組み込まれているわけだから、巧みだなあと。
— テリー・ライス (@terry_rice88) 2020年2月23日
のどかはやりたい思いと出来る事のギャップがあり、
ちゆは頼りにされる分、自分を押し殺していて
ひなたは理性より感情が先に出てしまう。
ラビリンは思いは強いが、一人では無力で
ペギタンは自分を大事にするあまりに、引っ込み思案で
ニャトランは頭の回転が早い分、利害を考慮しちゃう。
どっちのトリオも「理性・知性・感性」という機軸に基づいて作られているキャラクターであるのは確かなんだけど、それぞれのキャラクターの持つ美点と欠点が異なっている、同様にお互いのパートナーが反転した美点と欠点を持っていると言う構図になっているので、お互いに持ちつ持たれつな面があるよね
— テリー・ライス (@terry_rice88) 2020年2月23日
ひなたとニャトランに話を戻すと、二人は「感性」で結ばれているけど、感情に自分の利害を乗っけてくるニャトランは、思考が感情に追いつけないひなたの直感的な行動力を「気に入った」って言ってるの、自分にはないものだと思ってる節は少なからずあるよね…。
逆に感性の塊のひなたはニャトランの頭の良さ、というか狡猾さが「重し」になって、欠点が補完されると言う展開は今後ありそう。その場の感情に走ってしまう分、視野狭窄、猪突猛進になってしまう真っ直ぐさが美点でもあり欠点でもあるから、ニャトランがブレーキ役を担いそうだ。よく出来た組み合わせ
その一方で、感性⇔知性の対立軸でこのちゆが見せている困り顔の表情が次回への布石だったりするわけよね。「知性」が機軸のちゆは「感性」のひなたはおそらく今まで観測範囲に入ってこなかったタイプの人間だから、「分からなくて」困ってるのだと。 pic.twitter.com/PtN2tLPBd2
— テリー・ライス (@terry_rice88) 2020年2月23日
「分からないから」、相手の考えを汲み取ろうとして考えてしまうちゆと、友人になったからにはまず「情」をもって接しようとするひなとのすれ違いはもう見えている感じよね。知性と感性は相反する性質でそれを取りまとめる「理性」を担っているのがのどかであることを考えると、うまい関係性だなと。
— テリー・ライス (@terry_rice88) 2020年2月23日
「理性・知性・感性」の機軸は当然のことながら、ヒーリングアニマルにもビョーゲンキングダムにも当てはまる構図なので、プリキュア、ヒーリングアニマル、ビョーゲンキングタムの3×3×3の構図になってるわけですね。直接の対比としては、ヒーリングアニマルとビョーゲンキングダムという構図。
— テリー・ライス (@terry_rice88) 2020年2月23日
ラビリン⇔シンドイーネ(理性⇔独善)
ペギタン⇔ダルイゼン(知性⇔怠惰)
ニャトラン⇔グアイワル(感性⇔傲慢)
だけど、これがプリキュアとの対比になると
のどか⇔ダルイゼン
ちゆ⇔シンドイーネ
ひなた⇔グアイワル
で、多分のどかたちの陰の部分を突き刺す構図になってるのではないかと。
そういった三者三様のスパイラル構図になってる感じはあるよね。多分この相関図は確実に仕込んでいそう。ともあれ面子は出揃ったので、これから先のお話をどうもっていくか、楽しみ。ラビリンたちの成長を軸に話は描かれていきそうな気はしますが、序盤の組み立ては近年以上に磐石だから大丈夫でしょう
— テリー・ライス (@terry_rice88) 2020年2月23日